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フルメタのジェネリックについて詳しく解説

フルメタのジェネリックについて

アトピー性皮膚炎に対して非常に優れた使用効果を持つ医薬品に、フルメタという医薬品があります。フルメタは有効成分にフランカルボン酸モメタゾンを使用した医薬品で、ステロイド製剤と呼ばれる種類の医薬品です。

そしてこのフルメタという医薬品は、実はメタコルチールの基となった先発医薬品です。

ここではフルメタがどういった薬なのか、そしてジェネリックとはどういうものなのか、最後にフルメタを基にしたジェネリックにはどういった医薬品があるのか、というのを紹介していきます。

今までフルメタを使用していた人は、フルメタと同じ効果のジェネリックにどういったものがあるのかを知り、乗り換えを検討してみましょう。

フルメタとは

フルメタは主成分としてフランカルボン酸モメタゾンを配合した、軟膏状のステロイド製剤です。使用の際には患部に対して薬液を直接塗布して使用します。フルメタは非常に強い抗炎症作用と免疫抑制作用があります。

アトピー性皮膚炎の症状として現れる皮膚炎の症状を緩和・治療し、同時に皮膚の免疫機能を意図的に低下させて過剰な皮膚の反応を抑制し、アトピー性皮膚炎の発症を抑制します。

フルメタは軟膏状のステロイド製剤のため、長期的に多量に塗布するような方法で使用した場合、副腎障害を始めとする副作用が発生する恐れがあります。

しかし短期間、適量の使用を行うのであれば重度の皮膚炎の症状も治療することができるため、非常に優れたアトピーの治療・改善効果を実感できるようになります。

ジェネリックについて

次にジェネリックについて簡単に説明します。

ジェネリックというのは既存の医薬品、先発医薬品や新薬と呼ばれる医薬品に使用されている成分やその配合量といったものを模倣し、同一成分を同一量使用し製造された後発の医薬品です。

したがって、ジェネリックの製品は基となった医薬品と同等の効果を持っているという特徴があります。また、新薬や先発医薬品を製造する時と違い、ジェネリックは製造に必要な期間や費用が少なく、非常に短時間かつ低料金で同等の効果を持つ製品を作ることができます。したがって、購入時に必要な負担が少ないという嬉しい特徴があります。

ジェネリックは世界中で製造されていますが、その中でもインドで製造されている物が多い傾向にあります。というのも、インドには「自国の低所得層が購入できない価格帯の医薬品は、製造や販売に関する特許が切れていなくともジェネリックを作って良い」という他国にはない独自の法律が存在しています。

そのため、インドの製薬会社は他国で作れない多くのジェネリックを製造し、世界中で販売を行っているのです。

フルメタのジェネリックの種類

フルメタを基に製造されたジェネリックには非常に多くのものがあります。

製品ごとに製造する製薬会社が違うのは勿論、使用効果にも若干の差が存在していたり、価格の差が存在していたりと、多くの血がいがあります。

ここではフルメタを基に製造されたジェネリックを3つ紹介します。

それぞれの製品がどういったものであり、製品ごとの差としてどういった要素があるのか、というのを比較してみましょう。

メタコルチール

はじめに紹介するのはメタコルチールです。メタコルチールはインドのムンバイに本社を置く製薬会社、マクローズ社が製造するフルメタ・ジェネリックです。

有効成分であるフランカルボン酸モメタゾンにはアトピー性皮膚炎の治療効果があるため、一般的にはアトピー性皮膚炎の治療に使用されています。

販売価格は10mlのクリームが入ったチューブ1本で720円、3本で2,050円、5本で3,240円となっています。

メタコルチールの特徴として、円形脱毛症の治療薬として販売されている場合があります。

有効成分であるフランカルボン酸モメタゾンは円形脱毛症の治療に用いられる成分でもあります。通販サイトなどによってはアトピー性皮膚炎の治療薬としてではなく、円形脱毛症の治療薬という形で販売されていることがあります。

モメタゾン

モメタゾンはアメリカのニュージャージー州に本社を置く製薬会社、MSDが製造する軟膏状のステロイド製剤です。モメタゾンは有効成分としてモメタゾンフランカルボン酸エステルを配合している医薬品であり、非常に強い消炎作用と免疫抑制作用があります。適応症状はアトピー性皮膚炎の治療や円形脱毛症の治療に用いられます。

モメタゾンはフルメタと違い、チューブ1本あたりに入っているクリーム量が多く、1本につきクリームが30g入っているため、使用期間が長く10gでは買い足す必要がある人のオススメできる製品です販売価格は1本で1,900円、2本で3,420円、3本で6,080円となっています。

同じくフルメタ・ジェネリックであるメタコルチールと比べると本数あたりの料金は高く設定されています。

しかしモメタゾンは1本でメタコルチール3本分のクリームがチューブに入っているため、量で見た際には価格が比較的安いということが分かります。

トップコート

最後に紹介するのはトップコートです。トップコートはインドの製薬会社、シプラ社が製造するフルメタのジェネリックです。

トップコートは有効成分としてモメタゾンフランカルボン酸エステルが使用されている軟膏状のステロイド製剤です。

使用効果としては非常に強い抗炎症作用、そしてアトピーの発症を予防するための免疫抑制作用があります。トップコートの特徴として、チューブ1本位15g分のクリームが入っていることがあります。

メタコルチールは1本につき10g、モメタゾンは1本につき30gのクリームが入っているため、トップコートはちょうどその中間のあたりのクリームが入った製品になります。

10gでは足りないけれども30gは持て余す、というような症状の際に使用することがオススメできます。販売価格は1本で1,620寝、3本で4,380円、5本で6,480円です。

まとめ

有効成分にモメタゾンフランカルボン酸エステルを使用する医薬品としてフルメタがあります。フルメタは軟膏状のステロイド製剤で、アトピー性皮膚炎の症状が現れている部位に対して塗布することにより、炎症を抑えて治療を行いながらアトピーの発症を予防することが可能となっています。

フルメタを基に製造されたジェネリックも多く存在しており、メタコルチールやモメタゾン、トップコートなどの製品があります。ジェネリックの場合、販売価格が基となったものと比較しても安く、それでいて同等の効果がある製品のため、乗り換えを行う事も可能となっています。